沖正弘師碑

記念碑建立の目的

沖正弘先生は戦前に諜報員としてインドに渡って以来、数度にわたってインドに滞在し、特にマハトマガンジーやシバナンダから日本人最初の修行者として歓迎されインド各地でも修行されました。沖先⽣以前にも、中村天⾵先⽣や三浦関造先⽣など、⽇本国内にヨガの⼀端を紹介された先達がおられました。

しかしその後、沖先生の最初の著作である『ヨガー行法と哲学』が1960年に出版されたことで、日本国内で第一次ヨガブームが起こりました。沖先生は一般の関心にこたえて新聞や雑誌、テレビなどでヨガの紹介•普及につとめられました。

1970年以降は、国内のみならず各種の国際ヨガ大会にも招待され、そのユニークな講義と指導は参加者の注意を一心に集めました。ヨガを近代的に解釈し、大衆に普及させたのは沖正弘先⽣の⼤きな功績と⾔えましょう。

静岡県三島市の沖ヨガ修道場は、1967年頃から先生没年の1985年までの間に20万人以上の会員が合宿形式で修行し、先生が一番長く滞在された場所であり、沖先生ゆかりの地と言えましょう。修道場建物は老朽化により2010年頃に取り壊されました。その後、その跡地はNPO法人沖ヨガ協会が所有し管理していました。

跡地を修道場として運営していくのは困難だったため、当初は業者に販売することも検討しました。もし業者に売ってしまった場合、沖ヨガ発祥の土地を示すものはなにも残らないことになります。

そこで、三島市へ土地を寄付し公園にしていただき、日本における「近代ヨガの父」としての沖先生の業績を記念する石碑を建てる方が有意義だと考えました。

沖正弘師碑建立、実現の運び

沖正弘師碑建立が、いよいよ実現の運びとなりました。

記念碑建立募金には150名余りの方々から370万円を超えるご寄付を頂き、建立工事も9月下旬に始まっております。記念碑の敷地以外の土地は、公園・憩いの広場用地として完成式典後三島市に寄付される予定です。

企画案の現実化の為には沢山の審議事項がありましたが、海外からも含めて多くの有志の方々に積極的に会議にもご参加くださったお陰で、別紙の様に沖正弘師碑案をまとめあげることが叶い、完成披露会を開催することができました。

なお、皆様の沖先生の教えの解釈に違いがありますが、先生亡き後・紆余曲折自己反省を経て、石碑建立にいたることができましたことに感謝申し上げます。

この集まりが、引き続き沖先生の教えの意味を探し続けるさらなる決意の機会でもありますよう祈っています。

沖正弘師碑完成披露会の日は、沖正弘師の101歳のお誕生日11月8日(日曜日)にあたります。

沖正弘碑建立の近況報告

6月23日        自然石の選定 (三島市日蓮宗本山玉澤妙法華寺)

9月4日          沖ヨガ修道場跡地にて地鎮祭(三島大社神職による)

9月16日        川口石材に最終案を提出

9月末             彫刻された自然石を道場跡地に運搬設置

11月8日   沖正弘師碑完成披露会

地鎮祭と記念碑設置の様子

沖正弘師碑 地図

場所:三島さわじ道場跡地
静岡県三島市沢地450-1